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天風龍大御神の御嶽 神世二代【那覇市安謝・恵比須神社】

天風龍大御神
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天風龍大御神の御嶽 神世二代【那覇市安謝・恵比須神社】

沖縄・那覇市安謝に鎮座する恵比須神社は、小高い丘の上に位置する神聖な場所です。
急な坂道を登ると、赤く大きな鳥居が左手に見えてきます⛩✨その足元には一対の石獅子が静かに鎮座し、訪れる人々を迎えてくれます。階段を上り、左へ曲がると、小さな拝殿が目の前に現れます。

一見すると「恵比須神社」として知られていますが、実は御祭神は天照大神です。また、境内には混比羅大明神、大國大明神、恵比須大明神、天風龍大神の石碑が祀られています。さらに、この神社は沖宮の兼務社であり、沖宮の先代宮司によって創建されたと伝えられています。


天風龍大御神(あまかぜりゅうおおかみ)の御嶽

拝殿の右側を進むと、神社の裏手にある岩山へと続く道があります。この岩山には、いくつもの石碑や拝所が点在しており、まさに神聖なエネルギーに満ちた場所です💫

その中に、天風龍大御神(あまふうりゅうおおかみ)の御嶽があります🐉✨

天風龍大御神は、琉球神道における三兄弟の長男で、干支の始まりである「子(ね)」を司る龍神とされています🐁🐉

次男は「丑(うし)」、三男は「寅(とら)」と、それぞれ順番に干支を担っており、この三兄弟を起点にして干支の神々が生まれました✨

さらに、三兄弟には9人の子どもがおり、9人の子どもたちも4番目の「卯(う)」から始まり、すべての干支を持つ神々が誕生。このようにして、干支の流れが生まれ、今に伝えられています💫

神世二代を象徴する「二」の紋章

天風龍大御神の紋章には、漢字の「二」が刻まれています。この「二」は、神世二代を表しています🐉

さらに、天風龍大御神の御嶽の近くには、大國大明神、混比羅大明神、恵比須大明神の石碑も祀られており、それぞれが強いご神徳を持つ神々です💫

また、この敷地内には「地頭火神」と呼ばれる火の神も祀られています。火の神の存在は、沖縄の信仰において非常に重要な意味を持っています🔥

地頭火神

恵比須神社の長老たち

沖縄には、天・地・底を守護する三人の長老がいると伝えられています。そのうち、この恵比須神社の長老は「地」を護る存在です。

  • 天を守る御天長老(うてぃんちょうろう)…奥武山公園内の護国神社の近くに鎮座
  • 底を守る龍宮長老…かつては存在したものの、現在はその像は残っていません

これらの長老たちは、沖縄の地を見守る霊的な存在として信仰されています✨


【恵比須神社】天風龍大御神の御嶽の場所

天風龍大御神

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